事例紹介

ITソリューション事例

ファーストキッチン株式会社様
取締役 兼 フランチャイズ 部長 川上氏(写真一番右)、マーケティング部 IT課 兼 コーポレート部 経営企画課 マネージャー 中村氏(左から三番目)、マーケティング部 IT課 マネージャー 堆氏(右から二番目)、マーケティング部 IT課 専任マネージャー 加藤氏(左から二番目)

  • 導入事例
  • 飲食業

現金決済を含めたマルチ決済・四か国語対応の「セルフレジ(KIOSK)」は、2020年3月以降は、“完成形”で“最強の端末”になると思っています。
セルフレジ(KIOSK)のオーダーの使用率は店舗によっては80%で、売り上げもアップしました。

ファーストキッチン株式会社は、プラネットのPOSレジシステムを導入している。
プラネットのPOSレジシステムを導入した背景や、選んだ理由・導入効果などについて、同社川上氏、中村氏、堆氏、加藤氏に話を伺いました。
※写真左:プラネット営業担当:佐々木

ファーストキッチン株式会社

ファーストキッチンの業態

1977年の創業以来40年以上にわたり、多彩なメニューで国内の消費者に親しまれてきたファーストキッチン。
2016年には、世界第3位の米ハンバーガーチェーン・ウェンディーズの日本法人「ウェンディーズ・ジャパン」のグループに入り、コラボレーション店舗「ウェンディーズ・ファーストキッチン」を拡大している。
更に「セルフレジ(KIOSK)」の導入、キャッシュレス対応を実現するため「バーコード決済」等のIT導入を積極的に行っている。

POSレジシステム入替の経緯/課題  ~将来を見据えたハード/ソフトの分離と拡張性~

- まず、システムを入れ替えようと思ったきっかけをお聞かせいただけますか? -

前のシステムの保守が切れたというのがきっかけです。
システム更新を検討するにあたり、大きく2つのポイントがありました。
・一番目 将来を見据えて、ハードとソフトは分離したい 
・二番目 拡張性

川上氏

なぜここにこだわったかというと、保守が切れるとハードとソフト両方入替になるというのは時代遅れなんだという思いがありまして…。これからの時代そんなことをやっていたらいくらお金があっても足りないです。
最小限というか適正な価格でアップグレードしていくためにこの二つはマストで必要だなと感じました。

シンプルにこの課題が選定基準でした。コンペをしたときに、ソフトとハードが一体の会社様は、価格面では優位性がない印象でした。(川上氏)

システム選定基準  ~コストと拡張性~

- 何社ぐらいに声をかけられましたか? -

合計4社です。

選定基準はコストと拡張性です。
システムを適正なコストでキレイに拡張していくことができるか、という点がポイントでした。
適正というのは、弊社にとっての適正という意味です。

- 検討から決定まではざっくりどれくらいでしたか? -

期間は…、私の前担当がおります。
プロジェクト自体は2016年の秋から動いておりまして、2017年の春に担当が私に変わりました。(川上氏)

左から 加藤氏/中村氏/堆氏

私は導入が終わってからなので数か月前からの着任になります。(中村氏)
僕は最初からですね。
川上が先程申し上げた事につながりますが、側と中身をいっぺんに変えないといけないとなるとコストが非常に高くなってしまう為、ハードとソフトの分離は大事な条件でした。
それ(マルチベンダー)ができるというお話しだったので今回プラネットさんにお願いすることに決めました。(堆氏)

プラネットに決めた理由 ~マルチベンダーならではのソフト/ハードの分離というリスクヘッジ~

- コストとか拡張性とか将来性とかを重要視して選定されたというお話しでしたが、プラネットの印象はどうでしたか? -

堆氏

正直、…まあ、知らない会社さんだったので(笑)、もう知らないなら知らないで、話を聞くしかないじゃないですか。
ITのトップが川上になってから、今までのやり方と大分変わってきています。今までは「ファーストキッチンではこういう言葉でやっています、こういうやり方でやっているので合わせてください」と言っていたのを、いやいやそんなこと言っていたらお金も時間もかかっちゃうから、一切なしにしよう、うちがメーカーさんに合わせて柔軟にやりましょうという方向になりました。(堆氏)


その代わり、やるかやらないか、自分たちの予算はいくらかなど、そういう話はしっかりと伝えます。
何故かと言ったら、いいものいいものって言っても自分たちの予算もあるし、結構できないこともあるので、ただ、その代わりうちもそのコストにする代わりにこれはやらないとか、欲ばっかり言っててもできないので、その辺の割り切りもお互いに持って調整しましょうという話をちゃんとさせていただきました。(川上氏)

川上氏

今この時代、時代がすごく変わっていて、実際POSをやめるなど事業再編をするメーカーさんもいて、やっぱりそういうふうにメーカーさん自身も生き残るために変わっている時代です。そう考えると、我々も冠だけで選ぶのではなく、しっかり精査して自身の責任でパートナーさんを選ぶ必要があると思います。なんていうか、自分たちが安パイだと思って選んだのに新たに乗りかえなければいけないという訳分からないことが起きますよね(笑)。
ところが自分がしっかり選んで失敗したら、あー取り返さなきゃと頑張る気が起きる気がする…って言ったら変ですけど(笑)。
もちろん大手さんには圧倒的な安心感はありますよ。同じ価格で同じ仕様だったら、ブランドが大きいほうを取る可能性がありますよね。

でも結局最後はソフトとハードが分断されていれば、まあソフトだけやめられたらソフト入れればいいし、ハードやめられたら次は別のハードに入れればいい訳ですよね。
少なくともソフトとハードの分離はリスクを半分にできるっていう事は考えています。(川上氏)

- そこがシステムの選定基準で比重を大きく占めるところですね -

リスクヘッジですね(川上氏)

- 今のところ、プラネットを選んで成功してる…でよろしいでしょうか? -

成功しているというか、うちは今のパートナーで良かったと思ってやっています。(川上氏)

- ありがとうございます! -

導入について ~全店舗に導入~

<プラネットPOSレジシステム導入範囲>
全店舗で導入いただいています。

  • ・ハードウェア:POS/タブレットPOS 、セルフレジ(KIOSK)、キッチンディスプレイ、番号案内
  • ・ソフトウェア:POSレジシステム、キッチンシステム、番号案内システム
  • ・サポート:導入時のトレーニング、導入後の運用管理支援(ヘルプデスク)、リモートメンテナンス

導入後の効果 ~セルフレジ(KIOSK)のオーダーの使用率は店舗によっては最大80%で売上もアップ~

- 実際にプラネットのPOSを導入していただいてどうでしたでしょうか? -

POS自体は、正直言うと普通です(笑)。普通というのは良い意味です。特殊で尖っているけど不安定なのは困る。どのメイトさんもレジ操作を素早く出来て、POSのソフトウェアが安定しているということはとても大事だと思います。(川上氏)

- おっしゃる通りですね -

普通に…頑丈で、っていう言い方は変ですけど、トラブルなくいく事が大事だと思っています
導入当初からタブレットPOSも入れたので、接続の問題とかドロアが開かないとか、そういうことはちょっとありましたけど、それはテスト導入の時に、プラネットさんとHWの問題も一緒に解決していきました。
 
一番大事なのはそのあとの拡張性だと思っています。セルフレジ(KIOSK)を作ったり…。(川上氏)

- そのセルフレジ(KIOSK)についてちょっとお伺いしてもよろしいでしょうか?
どういった経緯でセルフレジ(KIOSK)に着目して今に至ったかなどあれば… -

それはコンペの前から要件の中にセルフレジ(KIOSK)は入っていました。
セルフレジ(KIOSK)・モバイルオーダー・ドライブスルー・アプリ連携と、宅配事業のつなぎ込みをPOSにデータ直取込して…、このあたりの内容は全部、最初のコンペの段階でお話ししてます。
拡張性が大事なので、そのあとに出てきたバーコード決済もやるっていったらすぐに進みました。(川上氏)
 
バーコード決済の導入も専門店の中では早かったですよね。(弊社営業佐々木)
 
そうですね。うちは比較的早かったと思います。(川上氏)

- セルフレジ(KIOSK)の店舗様の評判はいかがでしょうか? -

正直にお話しすると、お店で働いているメンバーの評判が悪いところもあります。なぜかというと、今はクレジットカードが使えないから。
セルフレジ(KIOSK)に並んで注文をして会計までいったところでクレジットカードが使えないとなると、お客様がもう一回長蛇の列の有人レジに並び直しになって、すごく時間がかかってご迷惑をかけてしまうんです。
お店にとってはそういうクレームが一つ出ることで、いいことが二つ三つあっても全部帳消しになるんです。
ただ、3月からはクレジットカードも対応になるので、セルフレジ(KIOSK)はかなり完成形になると思います。
現金、スマホ決済、ハウスプリペイド、クレジットカード、電子マネー…全部対応です。
さらに四ヶ国語にも対応しているし…最強の端末だと思っています(笑)。
逆にこれより最強があれば是非教えてほしいです。あと何を足すともっと最強になるか分かれば、もっと最強にできますから…(笑)。(川上氏)

セルフレジ(KIOSK)店舗設置イメージ

- セルフレジ(KIOSK)の導入効果はいかがですか? -

導入前の想定から考えると、セルフレジ(KIOSK)はすごくいいです。
お台場のパレットタウンに最初有人レジ2台でセルフレジ(KIOSK)を2台導入したんですが、お客様が多いので、セルフレジ(KIOSK)を4台にしました。そうすると当然、4台は自動に注文を取っていてすごい勢いでオーダーが入ってくる…だから売上は上がってますね。(川上氏)

- それは大きいですね
最近はカウンターレジがフルに開いているところってなかなかないですよね -

有人レジが1台だとしても、セルフレジ(KIOSK)を4台入れると、常にレジが5台開いているってことですからね。今常に5台レジが開いているってなかなかないですよね。
パレットタウン店のセルフレジ(KIOSK)のオーダーの使用率は80%です!(川上氏)

- すごいですね! -

- 今我々プラネットのほうへも専門店の方からセルフレジ(KIOSK)に関するお問い合わせが増えておりまして…。今まで置いてるレジのスペースから取り換えて置きたいから専用のスペースをわざわざ設けるのは非常に困難とか自動釣銭機をつけるとコストが高くなってしまうとかいう声を多く聞くのですが、そこらへんを踏まえ、将来のイメージとしてはいかがな感じでしょうか? -

今は自動釣銭機は必要だと思っています。なぜかと言ったらファストフードは8割が現金会計で、それがないってことは8割のお客様を無視することになってしまうので、使用率は上がりません。
なので、自動釣銭機をマストで入れるっていうのは大前提でスタートしています。

ただ、私は将来現金比率が下がったらどこかでいらなくなるとも思っています。
でもそれは全部をキャッシュレスにするというのではなく、1台は現金あり機、2台は例えばCATとバーコード決済だけでいいといった使い分けで、現金0というのはちょっとあり得ないですね。

アメリカなんかは逆に現金0にしちゃだめと聞いています。法律で、貧困層に対しての差別に当たるって言って、必ず現金決済をしないといけないと法律で決まっているらしいです。
だから、日本もそこまでいかないにしてもやっぱり現金決済を、いくら比率が下がっても色々なお客様に対応するために入れておかなきゃいけないとは思っています。(川上氏)

中村氏

現金対応できないセルフレジ(KIOSK)を入れているところもありますよね。(中村氏)

そう、私は今カードとかスマホ決済などを利用してキャッシュレス生活をしているので、全然問題ないですけど、7割8割の現金のみのお客様は使えないですよね。(川上氏)

どういう考え方なんですかね?(中村氏)

たぶんインバウンド対策だと思うんです。だからうちは今セルフレジ(KIOSK)にCAT端末が入っていないんでまだ片手落ちなんですよね。3月には入りますが。
でも、実はインバウンドと言いつつも、日本に来るにあたって現金は換金されているようで、クレジットが使えない今もけっこう外国人観光客の方にも現金で弊社のセルフレジ(KIOSK)をご利用していただいています。(川上氏)

プラネットへの今後の期待 ~我々が見付けられない新しい世界を早く提案をしてほしい~

- 先ほど、セルフレジ(KIOSK)/モバイルオーダー/ドライブスルー等は最初の検討時からスコープに入っているというようなお話がありましたが、今後プラネットへ期待する部分をお聞かせ願えますでしょうか? -

川上氏

実は2つあります。
ひとつは…はっきり言っていいですか?うちが新しいことをやりたいといったら、そのスピードについてきてほしいと思っています。
もうひとつは、我々が見付けられない新しい世界を早く提案をしてほしいです。
時代は絶対変わります。
私がプラネットさんに期待しているのは、一緒にやるのはもちろん、そのほかのベンダーさんともつながっていただいて、新しいソリューションを作って、ソリューションカンパニーとなっていって欲しいということをいつも話しています。(川上氏)



本日はお忙しい中ありがとうございました。

プラネット担当者の声

この度はプラネットPOSシステムを御採用頂き誠にありがとうございました。
市場の変化が激しい昨今で、貴社の店頭ソリューションに貢献できることを光栄に思っております。
現在も貴社とともに新しい取り組みをすすめている状況ですが、今後は貴社からのご要望への対応だけではなく新しいソリューションや仕掛けについても提案できるよう弊社一丸となって精進していきたいと考えております。
ともに発展するパートナーであり続けて頂けますよう今後とも宜しくお願い申し上げます。

※ 事例紹介取材日時 : 2020年1月

※ 本事例の掲載内容は、取材時のものです。